インターナショナルスクールに通わせるメリット・デメリット
● インターナショナルスクールのメリット
インターナショナルスクールに子どもを通わせるメリットは、
色々な国籍の友人と触れ合う事で視野が広がり、
柔軟な考え方が出来るようになる事です。
文化や習慣の違いを自然に受け入れられるようになります。
日本の学校との大きな違いは、自分でテーマを決めて、
調べてプレゼンテーションをする機会が小学校の低学年のうちからある事です。
自己表現力が身につき、自分の意見を積極的に主張するスキルが身についてきます。
選択授業も多く選択肢も多いので個性や将来を考えて科目決めることができます。
またボランティア活動や自分たちでバザーなどを企画して、
資金を集めたりする機会が多いのもインターナショナルスクールの教育の特徴です。
英語学習の習い事とは違い、英語で学年相応の学習をするのですから、
英語力は向上します。
学年が低ければネイティブ並みの発音で話せるようにもなるでしょう。
また将来の選択肢として英語圏の大学や留学の際に必要なTOEFLなどのテストを、
受験する際には有利です。
● デメリットと考えなくてはならない事
インターナショナルスクールの学費は高額です。
仮に小学校から通わせるとして、小学校卒業まで6年間、
高校卒業までだと12年間払い続けなくてはなりません。
さらに海外の大学を視野に入れるとさらに高額な学費、生活費がかかります。
当然ですが、先生との個人面談やクラスミーティングも英語です。
学校からのレターや返信も英語で書かなければなりません。
少なくとも両親のどちらかが英語が堪能でないと苦労します。
通学範囲も広範囲なため、
小学校低学年のうちはお友達の家にお呼ばれした時にも送り迎えが必要です。
子どもは英語学習の時間が長くなれば、日本語を忘れていきます。
家では日本語で会話をしていても、読み、書きの力はつきません。
それを補うために放課後に塾に通ったり、家庭教師についている子どももいます。
親の努力なくしてはバイリンガルには育ちません。
また日本語での会話が少なくなるために、
日本語独特な間接的な言い回しが理解出来なかったり、
文化に触れる機会も少なくなるので、
外見は日本人、中身は外人のようになってしまう可能性もあります。
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