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コラム・もっと英語に親しむために

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小学校での英語教育強化の流れ

● 小学校での科目になります 小学校から英語教育が行われるようになっていますが、
今はまだ歌などで楽しむ授業で、
勉強というよりも英語になれることの重点がおかれています。
英語を苦手とする日本人は多いですから、苦手意識を作らないためにはいい傾向です。
東京オリンピックが行われる2020年をめどに小学校の5年生と6年生の英語は、
完全に教科として成績評価をする方針です。
小学校で正式に教科となれば中高一貫校の受験科目として、
英語が採用されることも考えられます。
従来の読めて書ける英語から、
使えて話せる英語の習得を目指すのが国の方針ですから、
早い段階から始めるのはいいことです。
しかい受験科目として採用する方針には疑問符がつきます。
言語はただのコミュニケーションツールですから、
受験科目として適さない面もあります。
もっと楽しく、楽に身につく方法を模索することも大切です。
苦しんでいやいや学習するようでは年数だけ長くなっても相変わらず苦手なままでしょう。

● 外国語のまま聞き取りましょう 外国語も日本語と同じ言語ですから、外国語のまま聞き取るのが正しい姿です。
日本語に翻訳して理解しているうちはスムーズなコミュニケーションは取れません。
センター試験などの大学入試ではリスニング試験が採用されていますが、
さらに進んで、スピーキング試験を導入する動きもあります。
大学志願者は大人数ですから、現実的に難しい部分もありますが、
使える英語を目指すならば会話能力は一番大切です。
教育内容は受験方式を変えるのは必要ですが、
子供の負担ばかりが増えるようではいけません。
できるだけ楽に習得するのが一番いいわけですから、
全面的なカリキュラムの見直しも必要です。
外国では母国語以外の言語を自在に話す人が多くいます。
置かれた状況や環境は違いますが、その人達が習得した方法を研究して、
真似することも必要です。
子供の努力だけではなく、カリキュラムを与える側も改善して進化していかなければ、
教育方針は絵に描いた餅になります。