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イギリスとアメリカでの握手の違い

● アメリカとイギリスにおける握手 英語文化圏をはじめとする欧米では、初対面の人同士であれ、
慣れ親しんだ人同士であれ、出会った時に挨拶として
お互いの手を握る習慣のある国が多いです。
アメリカとイギリスにももちろんその文化はあるのですか、
これら二国の習慣について、豆知識として知っておきましょう。
まず、アメリカ人の場合、たいていの場合「Nice to meet you.」と言って行います。
この時に、相手の目をきちんと見ます。
相手が男性の場合は割と強めに握り、
相手が女性の場合は軽く握るのがマナーとなっています。
また、かつては男性と女性がいた場合、
女性が男性の手を握ることが慣習となっていましたが、
現在ではどちらから手を握っても良いようです。
手を強く握り合うのは、友情、愛情表現のしるしとなるので、
初対面の場合は軽く握り合うのが普通です。
そして、イギリスの場合は、「How do you do?」と切り出し丁寧に挨拶しつつ行います。
必要以上に体を近づけ合うことは、よほど親しい間柄でない限りはありません。

● ここから見て取れる、アメリカ人とイギリス人の違い 以上見てきた握手における相違点から、
アメリカ人とイギリス人の違いを見て取ることができます。
まず、アメリカ人は初対面に対してもフレンドリーな傾向がありますが、
イギリス人はそうでないという点です。
アメリカ人は初対面の人であれ、しっかり相手の目を見ます。
口だけでなく目によるコミュニケーションを図ることで、
すぐ仲良くなろうとするのです。
しかし、イギリス人は控えめなことが多いです。
そして、アメリカ人は大雑把なふるまいをする傾向があるのに対し、
イギリス人は紳士淑女の丁寧なふるまいをする傾向があるという点です。
アメリカ人は、初対面の人の手を握った時点で、友達や恋人にするのと同じ挨拶をします。
出会った時点で友達だと捉えているということがうかがえます。
しかし、イギリス人は、よほど仲が良い人でない限りは、大変丁寧に挨拶します。
必要以上に馴れ馴れしい態度をとらないことが美徳とされているようです。
このように、アメリカ人とイギリス人には大きな違いがあります。