日本人の耳が英語に定着しにくい理由
● 日本人が英語を聞き取りにくい理由
みなさんはリスニングは難しいと思ったことはありませんか。
実を言うと、日本人の耳にとって英語はとても聞き取りにくい言語なんです。
なぜ聞き取りにくいかというと、周波数の問題があります。
日本語は大体125hz~1500hzまでの範囲で発音されていますが、
英語は2000hz~15000hzだといわれています。
つまり、日本人の耳にはこの周波数がものすごく聞き取りにくい状況になっています。
特に日本語の聞き取りに慣れすぎてしまった耳を持っている人、
つまり大人にとっては、この周波数の差がかなりネックになってきます。
特に耳が特定の周波数に慣れるのは9歳から11歳までの間、
つまり小学校卒業程度までだといわれています。
要するに、小学校のころから聞いていないと、
日本人の耳にはなかなか聞き取りにくい言語になってしまいます。
ただし、大人になっては聞き取りができないか、といわれるとそうではありません。
方法はいくつか存在します。
● どのようにすれば聞き取れるのか
先ほど周波数の問題をご紹介しました。
しかし、それだけでは大人になってからはもうどうしようもないのか、
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そのように思われた方は、ご安心ください。
大人になってからでも、問題なく聞き取ることは可能です。
今、英語で会話をしている日本人は全員子供のころから聞いていたのでしょうか。
おそらくそのようなことはないと思われます。
大人になってからの聞き取りの練習でも、
全く問題なく聞き取ることができるようになります。
では、どのようにすればいいのでしょうか。
それは聞くだけでなく話すことが重要になってきます。
今現在、リスニングの練習を行われている方がいらっしゃったら、
今すぐその音声の朗読、もしくは後追いで発音を行う練習に切り替えましょう。
発音できない音は聞き取ることができません。
なので、必ず発音できるよう、スピーキングの練習も行うようにしておきましょう。
これをやるとやらないとでは、相当の差が出てきます。
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