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中学英語における英検への付き合い方

● 英検との付き合い方 英検との付き合い方
子供に英検を受けさせようと検討している保護者も多いのではないでしょうか。
英検を受けると、子供の英語力がどのくらいなのか、中学英語をどのくらい理解しているのかといったことがわかります。
英検は合格することだけが目的ではありません。
中学英語における英検への付き合い方を知っておきましょう。
子供に英検を合格できるまで受験させる保護者も少なくありません。
しかし、何度受けても合格できないこともあるでしょう。
そうなると、子供のモチベーションが下がってしまい、中学英語を学習すること自体が苦痛に感じます。
中学英語は、高校や大学で学ぶ英語や英会話の基本となる大切な部分であるため、中学英語から苦手意識を持ったり、嫌いになったりしてしまうと、今後の英語学習に影響を与える可能性があるでしょう。
英語力向上のために英検を受験させていたはずが、本末転倒となってしまわないように、英検との付き合い方はとても大切です。

● 英検は合格することだけが目的ではない 英検は合格することだけが目的ではない
英検は日本ではとても認知度が高い試験ですが、海外で英検を知っている人は少ないでしょう。
世界では英検よりも、TOEFLやIELTSを英語の学力基準としている場合が多いです。
そのため、将来的に海外で活躍させるために英検を取得させても、有利になることないと考えた方が良いでしょう。
日本では英検は重視されている試験ですが、合格することばかりにこだわらず、英検を正しく活用することの方が大切ではないでしょうか。
また、英検の合格したレベルが子供の英語力ではないということも知っておかなければなりません。
ギリギリで合格した子供と、余裕で合格した子供の英語力には大きな差があるからです。
英検の結果を基に、現在の英語力を把握して、今後の勉強に生かすことが重要であるため、どのように勉強をするかを考えるきっかけにすると良いでしょう。
英検を合格するための勉強ではなく、中学英語を勉強しながら英検を受けてみるといった気持ちを持たせると、学習に対するモチベーションを高めることができます。
合格できるかわからない状態で英検を受けさせるのではなく、十分合格できる英語力を身につけさせてから受験させると、自信へとつながり、モチベーションが高くなるでしょう。

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