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中学英語における動詞について

● 文の中の動詞を理解させよう 文の中の動詞を理解させよう
中学英語は動詞がわかれば、ルールは簡単です。
中学英語が苦手な子どもには、英語のルールを理解させなければなりません。
現在進行形や助動詞、比較級、現在完了など、難しく感じる文法を多く学びますが、動詞を理解することで中学英語が理解できるようになります。
中学英語で学ぶ動詞には、be動詞と一般動詞がありますが、be動詞は主に「is」、「am」、「are」の3つです。
一般動詞はbe動詞以外に動作を表すもので、基本的に1つの文章に動詞は1つだけです。
文法問題を解く練習をするときには、be動詞と一般動詞にマーカーで線を引きます。
be動詞と一般動詞は、それぞれ別の色のマーカーを使って線を引きましょう。
このとき、日本語訳で考えるのではなく、動詞を探すことを意識します。
このように、まずは文章の中で動詞はどれなのかを理解させてください。

● 基本の文に書き換える 基本の文に書き換える
文章の中で動詞がどれなのかを理解したあとは、be動詞と一般動詞を意識しながら基本の文に書き換えて練習させましょう。
基本の文はbe動詞、一般動詞それぞれに「肯定文」、「疑問文」、「否定文」の3つがあるため、計6つの種類の基本文を練習します。
be動詞の肯定文では、「誰が」と「何が」などを表す主語のあとに、動詞を置きます。
疑問文では、肯定文とは逆に「誰が」、「何が」を表す主語の前に動詞を移動させてください。
否定文は、肯定文を基に動詞を配置させ、その後ろに「not」を置くだけです。
一般動詞の肯定文では、主語のあとに一般動詞を置きます。
疑問文では、主語の前に「Do」を置いてください。
否定文は、一般動詞の前に「do not」を置きます。
順番を理解したあとは「複数形」と「三単元」を覚えさせましょう。
複数形は「cat」が「cats」、三単元は「study」が「studies」のように「s」がつきます。
覚えにくい子どもには、2つのポイントを教えてあげてください。
ポイントの1つは、物の名前を表す単語が1つ以上の場合に「s」をつけることです。
もう1つのポイントは「誰が」と「何が」を表す単語が、1人や1つのときに「s」がつきます。
言葉で理解できない子どもには、何度も練習問題を解かせて自然に覚えさせると良いでしょう。

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