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中高一貫校の定期テスト英語対策における中学と高校の違いとは

● 中高一貫校の中学英語と高校英語 中高一貫校の中学英語と高校英語
中高一貫校の定期テストは公立の中学、高校よりも英語を重視している傾向にあります。
その理由は、大学受験で英語の比重が大きいことが多いからです。
そのため、中高一貫校の定期テストの英語の成績によって受験に合格できる大学のレベルが決まってしまいます。
中高一貫校の英語も公立の中学、高校の英語も短期間の勉強で成績が伸びるわけではありません。
積み重ねが重要であるため、いきなり大学受験対策として英語の勉強を始めても成績は伸びないでしょう。
中高一貫校では、中学1年生から高校3年生までの6年間で、英語を積み重ねていくカリキュラムが組まれています。
まずは中学で英語の基礎を学び、土台を固めて高校で大学受験に向けた対策をしていくのが一般的です。
また、中高一貫校は英語慣れを重視しているため、公立の中学、高校では重視していないリスニングや英作文、英会話に力を入れていることが多いです。

● 中高一貫校の中学英語・高校英語の定期テスト対策 中高一貫校の中学英語・高校英語の定期テスト対策
中高一貫校の中学英語と高校英語では目的が違うため、同じ勉強方法で英語を学習しても効果的な定期テスト対策にはなりません。
中学英語の効果的な定期テスト対策は、英語に慣れるための学習を行うことです。
例えば、英語を英語のまま理解する学習が挙げられます。
通常、長文読解やリスニング問題を解く際、頭の中で日本語に訳して問題を解いていくでしょう。
しかし、英語に慣れるためには日本語に訳す思考プロセスを省きます。
初めのうちは難しいと感じるかもしれませんが、慣れていくと日本語に訳さなくても文章が理解できたり、リスニングが聞き取れるようになったりします。
また、英語の語順もそのまま理解できるように学習していくことが大切です。
日本語と英語は語順が異なるため、苦戦しますが英語の文章を音読して慣れていく必要があります。
高校英語では、受験に向けて、英単語、英文法、長文読解に重点が置かれます。
よって、定期テストも上記を中心に学習を進めることが求められます。
英単語は毎日コツコツ、英文法では類題や応用問題対策、長文読解では和訳の練習をしましょう。
このように、中高一貫校の定期テスト対策では、中学英語・高校英語との違いを理解した上で、効果的に進めていきましょう。

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