● チョコレートの効果

集中力が足りないと感じている中高一貫校生もいるのではないでしょうか。
中高一貫校は授業スピードが早く、学ぶ範囲も広いため集中して授業を受けなければついていけなくなる可能性があります。
また、英語の文法や単語は、だらだらと覚えていても定着しません。
英語が苦手な場合、他の教科よりも集中できないこともあるでしょう。
意識の問題もありますが、集中力を高める方法があります。
それは、食べ物です。
日頃の食べ物を工夫することで改善できるかもしれません。
速効性を求めるのであればチョコレートが効果的です。
チョコレートはブドウ糖が多く、脳のエネルギー源になり、集中力や記憶力を高めるテオブロミンも含まれています。
特に、ミルクチョコレートがいいとされています。
脳を活発にする働きがあるピーナッツやアーモンドなどのナッツ類が入っているミルクチョコレートを食べてみてください。
食べてから30分ほどで効果が出てくるため、英語の単語を覚える30分前にチョコレートを食べるといいでしょう。
ピークは食べてから1時間、2時間後には効果が減少し始めるため、食べ過ぎには注意しタイミングを決めながら食べることをお勧めします。

● 手軽に食べられるものとは

試験前はバナナがお勧めです。
脳を活性化させる成分が含まれています。
チョコレート同様に手軽に食べられるものであるため、デザートやおやつとして食べてみてください。
卵も積極的に摂取しましょう。
集中力だけでなく記憶力や判断力、認識力を高める成分が含まれており、自律神経のバランスも整えることができます。
成績を上げなければならないというプレッシャーやうまくいかない時にイライラした感情を鎮めてくれるため、気分転換をしたい時にでも卵を食べてみてはいかがでしょうか。
勉強しながらガムを食べるのも効果的です。
野球選手がガムを食べながら試合、練習をしている姿をみたことがある人もいるでしょう。
これは、リラックスしながらパフォーマンス力を高めるためです。
このように、集中力を高める食べ物があります。
中高一貫校生はテスト勉強の時や小腹が空いた時に工夫して摂取しましょう。