● 分かったつもりは危険

中高一貫校の英語を分かったつもりになっている子どもも少なくありません。
授業を聞いているつもり、テスト対策をしているつもりになってしまっている子どもも多いのではないでしょうか。
「つもり」はしっかり理解し、身についているわけではないため、中高一貫校で実施される英語のテストもいい点数が取れないでしょう。
しっかり勉強したのに点数が取れなかった、時間をかけたのに平均点にも届かない、といった場合は「つもり」で勉強している可能性があります。
中高一貫校は授業スピードが早く、一回のテスト範囲も広いです。
「つもり」が積み重なるとわからない範囲が広がって、追いつくことが難しくなってしまうため、しっかりと分かるように学習する必要があります。
しかし、分かるようになったのか自分では判断ができないこともあるはずです。
英語が分かるようになるとどうなるのかを知り、「つもり」で学習していないか判断してみてはいかがでしょうか。

● 分かるようになるとどうなるのか

分かるようになると、成果としてテストの点数に出ます。
赤点ギリギリだったのか平均点が取れるようになり、さらに勉強を進めていくと高得点が取れるようになるでしょう。
一気に挽回することが難しい教科であるため、赤点ギリギリしか取ったことのない子どもが次のテストで80点以上取ることはとても難しいですが、コツコツとわからない内容を一つずつ理解し直していくと徐々に点数が伸びていくはずです。
また、単語がしっかり暗記できていると、点数が取れるようになります。
覚えれば確実に点数が取れるものであるため、毎日暗記することが大切です。
逆に単語の問いでほとんど点数が取れていなければ、暗記ができていない証拠です。
覚えれば点数に繋がるものは、しっかり対策をしましょう。
点数が取れるようになると自信に繋がったり、こうすると結果に現れるのだと実感が湧いてきます。
英語だけでも成績が上がると他の教科も意欲的になるかもしれません。
どの教科も基礎を固めることが大切です。
基礎を固めるのに時間がかかりますが、手遅れになる前に学習し直す必要があるでしょう。