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新大学入試に向けた中高一貫校の英語でする準備とは

● スタートダッシュが大事 スタートダッシュが大事
新大学入試に向けて中高一貫校に入学した当初から、準備を始めたいと考えている保護者も少なくありませんが、まだ実例がないため、どんなことを始めるべきかわからないものです。
また、中学1年生から、すぐに新大学入試の準備をさせたいと保護者が思っていても、受験を終えたばかりの子どもにとっては、部活や遊びを優先させたいと思っているかもしれません。
入学して最初の試験でつまずくと、モチベーションが下がってしまい、高校生になってもそのままの状態が続く可能性があります。
そのため、スタートダッシュはとても大切です。
これまで英語の勉強をしてきていなかった子どもは、慣れることから始めましょう。
理想は入学する前から英単語の綴りを書けるようにすることです。
日本語や数字と違って、慣れていない文字をノートに書き写すと、それだけで授業が終わってしまいます。
ノートを取ることではなく、先生の説明をしっかり聞けるように、書く練習をしておくと効果的です。
先生の説明だけを聞くという方法も意味がないため、自宅学習の際に思い出す仕組みを作るためにも必ずノートを取る習慣を身につけさせましょう。

● 子どもに考えさせよう 子どもに考えさせよう
ある程度、英語の授業に慣れてきたら新大学入試で求められる英語4技能を学んでいきます。
新大学入試では、読む、書く、聞く、話すの4つの技能を身につけていなければ合格することが難しいため、できるだけ早い段階で準備を進めていくことが大切です。
また、実際に使える言語力が身についているのか評価されるため、テストの点数だけを意識した勉強方法はおすすめできません。
4技能を効率的に身につけるためには、納得するまで考えてわからないことは、先生などに質問をすることです。
その際に、理解できている部分と、できていない部分を整理してから質問をさせると、読解力や知識を活用する能力、表現力が鍛えられます。
また、中高一貫校に入学した時から新大学入試に向けたスケジュールを立てるのは困難です。
まずは、どれをどのくらい勉強するべきか、時間配分や過ごし方など1日のスケジュールを子どもに考えさせる必要があります。
自分で考えられるようになれば、中高一貫校で何に取り組むべきか、将来何を学びたいのかを意識して過ごしていけるでしょう。

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