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中高一貫校の英語で新大学入試に向けた変化とは

● 教育方針も変わる  教育方針も変わる

中高一貫校の英語も変化してきています。
それは、新大学入試に対応できるようにするためです。
2020年度から新大学入試が始まりますが、これまでとどのように違ってくるのか具体的に理解していない人もいるでしょう。
中高一貫校に入学する予定のある子どもにも関係があることであるため、保護者もしっかり理解しておくことが大切です。
中高一貫校の英語がどのように変化するかというと、学力の3要素を身につけるための授業を行うという点が挙げられます。
新大学入試ではこれまで以上に多面的で統合的に評価されることになります。
センター試験が廃止され、思考力や判断力、表現力も共通テストによって評価され、個別選抜では入学者受入方針を明確にした上でより多面的な方法が実施されるのです。
さらに、プレゼンテーションや小論文などで学力を問う方針がAOや推薦で用いられることになります。

● どんな力が求められるのか 
 どんな力が求められるのか

これまでは知識や技能、思考力、表現力が問われる問題が出題されていましたが、それに加えて判断力なども問われます。
そのため、中学、高校生からこの変化に対応できる能力を身につけなければなりません。
英語では4技能が評価され、読み書きだけでなく話す、聞くといったスキルも問われます。
今後はよりグローバル化が進み、日本語以外でもコミュニケーションを取る機会が増えることが予想されますが、現在の教育では未来のグローバル化に対応できるコミュニケーション能力を身につけることは難しいです。
リスニング力があっても、自分の気持ちや考えを適切に伝えることができなければ、使えるコミュニケーション能力とは言えません。
それぞれの学校で対策をしますが、自宅でも取り組む必要が出てくるでしょう。
今まで出題されなかった内容が出される方向で検討されているため、不安な子どももいるはずですが、これからは経験してこなかった時代に突入し先の見えない状況の中で問題を見つけたり、周囲の人と協力して解決していけるような教育が必要です。
それには学力の3要素から構成される学力を育むことがポイントになってきます。

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