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中高一貫校生が抑えておきたい大学受験英語の変更点とは

● 2024年度から外部試験に一本化 2024年度から外部試験に一本化

これからの大学受験はどのようになるのか不安になっている中高一貫校生も多いでしょう。
2020年度から大学入学共通テストに移行し、ただ単語や文法などを問われる問題から思考力や判断力が問われる問題が出題されるようになりました。
2021年度から2023年度では外部試験の結果も反映されるようになりますが、移行期間のため共通テストでは英語も出題されます。
読む力、聞く力、話す力、書く力を測るために、外部試験が導入されますが、現段階では延期となっています。
これは、地域によって生じる格差が解決できていないからという理由があるからです。
協議を重ね、2024年度からは外部試験が本格導入となります。
大学受験の英語が外部試験に一本化されるのが大きな変更点です。
現役の高校生は新指導要領で英語を学びますが、旧指導要領と比べると習う単語数も多くなり、暗記量も増えます。
そのため、しっかりと対策しなければ中高一貫校生も大学受験をクリアすることはできないでしょう。

● 配点も異なる新テスト 配点も異なる新テスト

センター試験と大学入学共通テストは出題レベルだけでなく配点も違ってくると言われていますが、今の時点での大学入学共通テストはリーディング100点、リスニング100点という配点だと発表されています。
これまでのセンター試験では筆記試験200点、リスニング50点でした。
配点が大きく変わるため、受験対策の仕方も変わってくるでしょう。
また、これまで主流だった発音やアクセント、語順整列を単独で問う問題も出題しないとされています。
ロジカルに本質的な理解力が重要になってくるため、わからないことはきちんと理解するために、それぞれの対策が欠かせません。
このように、大学受験の英語ではいくつかの変更点がありますが、現段階で発表されている変更点が今後変わってくる可能性もあります。
中高一貫校でも情報提供があるはずですが、各家庭でもいち早く最新情報を入手し、他の受験生に遅れを取らないように対策していくことが大切です。
どのように対策をするべきなのか迷ったり不安になることもありますが、正しい情報を得ることができれば、やるべきことが見えてくるでしょう。

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